【絶景！箱根紅葉スポット3選】混雑を回避し、紅葉を堪能するコツ

箱根周辺の紅葉時期と混雑状況

箱根の紅葉シーズンは例年11月上旬から下旬が見頃となります。都心からもアクセスしやすく、紅葉の名所がたくさんありますが、紅葉のハイシーズン、特に最盛期の週末や連休は、道が混雑しがち。平日でも混雑することがしばしばあります。

箱根は車移動の根幹となる国道1号線が一本道で、周りに抜け道があまりないことが特長。車での紅葉巡りは時間を読むのが非常に難しいので、かなり余裕をもった計画を事前にしっかりとたてておくことが大切です。

また、公共の乗り物も時間によって切符売り場などが混雑するため対策が必要です。箱根では登山鉄道やケーブルカー、ロープウェイなどと徒歩を組み合わせることで、紅葉スポットを周遊することが可能です。

箱根の紅葉を満喫するなら、早朝や平日など、比較的混雑しにくい時間を狙っての訪問や、宿泊エリアや利用する駐車場を起点に訪れる紅葉スポットをあらかじめ決めておき、時間に余裕をもって計画を立てるなど、工夫しましょう。

今回は、混雑をなるべく避けながら、絶対に抑えるべき箱根らしさ満点の絶景紅葉スポットを3つご紹介します。

箱根周辺の紅葉を快適に巡るポイント

車と公共交通機関それぞれのパターンで、紅葉スポットを巡るときのポイントをまとめました。混雑を避けながらしっかり紅葉を堪能できるかは、事前の計画や準備がとっても大切。ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.車で箱根の紅葉スポットを楽しむポイント

①朝7時から遅くとも8時には箱根に到着する

②駐車場を事前に調べ、満車時の別候補を複数用意する

③駐車場を起点に複数の紅葉鑑賞スポットへ行けるところを選ぶ

2.電車やハイウェイバスで箱根の紅葉スポットを楽しむポイント

①バスの場合は、交通渋滞も考慮し早め到着予定のバスを予約する

②鉄道の場合も早朝始発便などで箱根に向かう計画を立てる

③箱根の乗車チケット売り場は混雑するため、Suica、PASMOなどのICカードを用意しておく。（※箱根ロープウェイや登山鉄道もICカードで乗車可能です。）

④箱根に到着してからは、渋滞する道路を使用しない公共交通機関（鉄道、ロープウェイ等）を使った紅葉散策をする

箱根紅葉スポット① 「箱根駒ヶ岳」箱根駒ヶ岳ロープウェーを使って箱根の紅葉を上から見下ろす

晴れている日であれば、午前中に箱根駒ヶ岳ロープウェーを使った空中紅葉散歩と山頂の箱根駒ヶ岳から望む大絶景の紅葉を楽しみましょう。

山頂駅には2025年の春にリニューアルオープンした「芦ノソラ」があります。カフェなどを併設した展望デッキをはじめとしたフォトスポットが多数あり、箱根観光の注目の場所のひとつです。スニーカーで歩ける範囲で山頂を散策したり、箱根元宮神社でお参りをしたり、カフェでお茶をしながら紅葉を楽しんだりとゆっくり過ごすのがおすすめです。

箱根駒ヶ岳ロープウェーに乗るには、小田急ハイウェイバス（小田急箱根高速バス）やロマンスカーで小田原駅経由の伊豆箱根バスで「箱根園」下車。車の場合でも東名高速から「箱根園」を目指しましょう。駐車場が約294台収容可能なのとアクセスの面でも訪れやすいのが魅力です。周辺には箱根九頭龍の森までの遊歩道もあり、箱根園から片道約20分の紅葉散策が楽しめます。

ワンポイント：箱根には「箱根駒ヶ岳ロープウェー」と「箱根ロープウェイ」の2種類がありますので、間違えないように気を付けてください。

箱根紅葉スポット②「箱根ロープウェイ」箱根の紅葉散策周遊の足

強羅から箱根登山鉄道に乗り換えて、早雲山駅（そううんざんえき）から芦ノ湖の桃源台を結ぶ箱根ロープウェイ。手軽に絶景を楽しめ、混雑期の紅葉散策スポット巡りの足としても活用できます。

特に途中駅の「大涌谷駅」は駅前広場が2025年春にリニューアルされ、展望エリア「ちきゅうの谷」がオープン。いま注目の観光スポットです。

また、早雲山駅には「cu-mo箱根」もあり、途中下車して紅葉とお茶や買い物を楽しむこともできます。

ロープウェイからの紅葉散策以外にも、乗り場となる桃源台港付近や強羅の箱根美術館など、沿線に紅葉スポットが多数存在し、1日中紅葉散策が楽しめます。

ワンポイント：大涌谷周辺道路は大涌谷観光の駐車場待ちで非常に混雑するため、車利用の方は桃源台駅か早雲山駅の駐車場を朝早く目指して駐車するのがおすすめです。

箱根紅葉スポット③ 「箱根登山電車」早朝の箱根湯本駅周辺の紅葉散策

小田原駅から箱根登山電車に乗って強羅駅まで、車窓から紅葉を楽しむのも箱根らしい楽しみ方のひとつ。最盛期は非常に混み合いますので、始発の小田原駅から乗車し、朝早い時間に乗るのがポイントです。さらに平日なら、より快適な紅葉散策を楽しめます。

小田原からの箱根登山電車と並行して走る国道1号線は渋滞するので、首都圏から向かう場合は、早朝始発のロマンスカー等を利用して箱根湯本駅に向かい、箱根登山電車に乗り換えるのもおすすめです。

朝早い便に乗車して強羅駅まで行き、箱根での移動はケーブルカーやロープウェイなどを乗り継いで他の紅葉スポットへ向かうのがベストです。

ワンポイント：箱根登山電車で強羅まで行くには箱根湯本駅が始発、小田原駅からの乗車も必ず乗り換えになりますので注意しましょう。

まとめ

人気の紅葉スポットが多い箱根エリアでは、紅葉の見頃の時期は道路渋滞や公共交通機関の乗り物が大変混雑します。旅の行程や駐車場の事前確認はもちろんのこと、基本的に早朝からの移動、時間に余裕をもった早めの行動を検討しましょう。箱根で宿泊できれば、さらに時間の余裕を持って紅葉を堪能できるはずなので、宿泊もぜひ検討してみてくださいね。

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